住まいの空気の質や温度・湿度は、暮らしの快適感を大きく左右します。例えば、温度が高いと
不快なだけでなく、結露でカビが生えやすくなります。換気扇やエアコンのフィルターが汚れてい
ると換気効率が悪く、空気が汚れやすくなります。快適で健やかな生活のために、日頃から気を
つけたいことを把握しておきましょう。
湿気を防ぐために、晴れた日には窓を開けて通風をよくし、押入れの襖やクローゼットの扉も開放
しましょう。水蒸気の多い浴室・キッチンでは、窓を開けて換気扇を回すなど十分な換気が必要です。
建物に24時間換気システムが設置されている場合は常時運転しておきましょう。
● 湿気の影響と対策
①押入れは下にスノコえを敷き、空気が対流
しやすいようにしてください。
②タンス等の家具は、壁面より5cm程度離し、
家具の裏面も通気されるようにしてください。

③サッシの上部に換気框がついている場合は
開けておいてください。
特に24時間換気の通気口の表示がある場合
は、必ず開けておいてください。
● カビの発生について
日本は、高温多湿という気候上カビが発生しや
すいため、梅雨の時期や長期の不在における
カビの発生(特に畳)には、十分ご注意ください。


結露は、室内外の温度差が大きいときに、高い温度側の空気に含まれる水蒸気が、冷たい面に触れて
水滴になったものです。建物の断熱性・機密性が高いため冷暖房の効率がよい反面、換気をしないと
室内で発生した水蒸気がこもり、結露が発生する原因となります。結露はカビの発生源になるだけでな
く、建物や家財を傷めます。換気設備や冷暖房設備を利用して、室内環境を適切に維持しましょう。
結露が発生しているにもかかわらず、対策を怠り、カビ、シミ等が発生した場合、ご入居者様の責任とな
り退去の際に補修などの費用が発生しますのでお気を付けください。
結露の原因となる水蒸気の発生には、次の要因
が考えられます。使用時は十分な換気をして、
室内の温度を適切(40~60%程度)に保つように
してください。
○ 調理・炊飯
○ 洗濯機、乾燥機
○ 風呂、シャワー、洗面
○ 室内園芸、花瓶、水槽
○ 加湿器
○ 室内で洗濯物を乾かす等
○ 喫煙
○ 開放型燃焼器具(ガス・石油ストーブ等の
使用が禁止されている場合があります。)
● 結露の影響と対策
前述の湿気対策とともに、以下についても心が
けてください。
① サッシや窓ガラスについた水滴は、こまめ
に拭き取ってください。
② 暖房中は部屋どうしの温度差をあまりつけ
ないようにしてください。
③ 室内に洗濯物を干すことは、結露だけでな
くカビの原因にもなるので、温度の高いとき
はなるべく控えてください。
④ 雨天や多湿時等、換気で温度を調節できな
いときには、エアコンの除湿運転や除湿機
を利用して調節するようにしてください。
温暖な地域でも冬期は、水道管及び風呂釜・給湯器内の水が凍結することがあり、機器の破損や水漏れ
の原因となります。凍結の可能性がある場合や長期間使用しないときは、以下の点にご注意ください。
● 冬期は水道の水抜きをこまめに
寒冷地等で水抜き栓を設けている物件で、夜間、
あるいは外出等で
長時間水道を使わ
ないときは、凍結を
防ぐために水抜き
栓で水を抜いてくだ
さい。水抜き作業を
怠り機器が破損した
場合の補修費は、ご
入居者様の負担と
なりますのでご注意
ください。

● 凍結防止ヒーターの電源を切らない
給湯器の凍結防止ヒーターが作動しなくなると、
給湯器が凍結破裂する恐れがあります。冬期は
凍結防止ヒーターの電源およびブレーカーは切
らないでください。また凍結シーズン前には、コン
セントプラグがきちんと差し込まれ、電源ランプが
点灯しているか点検しておきましょう。万一、給湯
器が凍結破裂を起こした場合にかかる補修費用
は、ご入居者様の負担となりますのでご注意くだ
さい。
基本的に浴室以外は防水工事をしておりませんので、水をはじめ液体を床にこぼすと水もれを起こす恐れ
があります。階下に迷惑をかけるだけでなく、損害賠償の負担も生じますのでくれぐれもご注意ください。
室内で水もれが起きた場合は、上下階の水の使用状況と漏水状況を確認し、管理会社にご連絡ください。
① 浴室や洗濯機に水を入れたまま外出しない
ようにしましょう。
② トイレのタンク内洗浄剤は便器の表面を傷
つけ、詰まり、漏水の原因になります。ご使
用はお避けください。
③ 洗濯機の排水ホースは、排水口にしっかり
固定しましょう。また、エアコンの排水ドレン
管は、2階以上の場合は、地上まで下げる
か、バルコニーの排水口に直接排水できる
ように設置してください。
④ 浴室、キッチン等の排水口を定期的に清掃
し、水があふれ出ないようにしましょう。
⑤ 全自動洗濯機等、給水ホースを蛇口に取り
付け自動で給水を行なうものは、洗濯機使
用時以外は蛇口を必ず閉栓してください。
⑥ バルコニーは防水処理していませんので、
植物への散水時等は、水の扱いや排水口
の泥詰まりに注意しましょう。
⑦ 上階から漏水してきた場合は、上階のご入
居者にご確認ください。不在の場合は、上
階の部屋の水道メーター部にあるコックを
閉めて管理会社にご連絡ください。
壁紙等に付着したタバコのヤニ汚れは、クリーニング
してもほとんど落ちません。また、タバコを床に落とし
て焼けこげを作ったり、火事につながる恐れもありま
す。汚れがひどい場合、損傷・損害が発生した場合、
原状回復や損害賠償にかかる費用はご入居者様の
負担となりますのでご注意ください。

換気扇やエアコンの汚れは、放置しておくとこびりついてしまい、お掃除が困難になってしまいます。
また運転効率が下がるだけでなく故障の原因にもなります。こまめなお掃除を心がけてください。
● エアコンフィルターの掃除は季節替わりに
冷暖房エアコンのフィルターは、熱交換器に入る前の空気の汚れ(タバコのヤニ等)を取るものなので汚れが
すぐにたまります。お掃除はフィルターを外し水洗いや電気掃除機で行ってください。汚れがひどいときには、
洗剤をスプレーしてブラシで洗ってください。
● 換気扇の掃除は3ヶ月に1度が目安
換気扇は、空気と一緒に油分も吸い込むので、油と汚れでベトベトに
なってしまいます。 お掃除は必ずゴム手袋をして電源を切り、換気扇
を取り外して行ってください。

管理会社の承諾なく電源やスリーブの新設、個別
アンテナの設置等は行わないでください。エアコン
は専用コンセントや壁の補強のある指定場所に設
置してください。エアコン用の電源や配管用スリー
ブは既設のものを利用してください。

