残り100メートル。人生はそんなに甘くなかった・・・
後ろからスッと抜かれる瞬間。
親は悟る。「あ、今、物語が動いた」
持久走大会。最後の100メートルで人生を学ぶ(親が)
今日は小学校の持久走大会。
朝から子どもはやる気満々…かと思いきや、「寒いから走りたくない」と弱音もセット。親としては「いや、もう靴履いてるからね」と心の中でツッコミながら学校へ向かいました。
いざスタート。
…あれ?
気づけば、先頭を走っているのがわが子。
「え、あの子うちの子だよね?」と、目を凝らす。どうやら今日は本気の日だったようです。
そのままレースは進み、なんと途中まで1位。
応援しながら、心の中ではすでに勝手に表彰台のイメージを作っていた私。
(ごめん、親ってこういう生き物なのよ)
ところが、ドラマは最後の100メートルでやってきました。
後ろからスーッと後ろの子が現れ、あっという間に抜かれるわが子。
「あ、今、人生の厳しさ学んでるな…」と思った瞬間でした。
それでも子どもはスピードを落とさず、そのままゴール。
結果は2位。
本人は悔しそうな顔。でも、息を切らしながらも立派に走り切りました。
ゴール後に聞いた一言。
「最後、向かい風が強くて苦しかった」
…なるほど、負けた理由はそこね。
順位は2位。
でも、途中まで1位だったことも、最後まであきらめなかったことも、親としては全部が誇らしい。
それに、悔しさを知る経験も、きっと次につながるはず。
家に帰ってから、「次は最後まで1位でいたい」と宣言する子ども。
その横で私は、「じゃあ来年は早めに練習を始めようか」と現実的な作戦を立てていました。
笑って、悔しがって、少し成長して。
先日の持久走大会は、子どもにとっても、親にとっても、忘れられない一日になりました。

「とりあえず今日の教訓は『最後の100メートル、大事』です。」
