Room-finding Manual【草加市・足立区】賃貸・お部屋探しマニュアル!

初めての賃貸物件探しは誰でも最初は何から手をつけていいかわからないものです。初めてのお部屋探しでも失敗しないためにお部屋探しマニュアルを参考にしてお部屋探しをスタートしてください。

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木造アパートは本当に住みにくいのか?実際の住み心地とは

木造アパートというと家賃が安いかわりに住み心地がよくないというイメージがあるかもしれません。しかしそれは単なる思い込みにしか過ぎません。

木造とは木で作られた建物であり、木は昔から日本の風土にあった建築材料として使われてきた長い歴史があります。例えば奈良にある法隆寺は純木造ですが、1400年以上そのままの姿を現代に伝えています。
また、現代の高性能な住宅にも木造は採用されています。例えば積水ハウスのシャーウッドなどがこれにあたります。

引用:積水ハウス

木造には木造のメリットがあるのです。全ての材料にはその材料の持つ特徴があり、長所と短所があるのです。

木造のアパートには木というものが持つ性質による長所と短所があります。これを理解した上で木造アパートに住むかどうかを考えてみませんか?

そもそも木造アパートとは

木造アパートというと「木で造られたアパート」ということはわかります。
しかし「木で造られている」「アパート」と分けて考えると、このふたつともよくわからないのが普通ではないでしょうか。
そこで「木で造られている」「アパート」このふたつについてご説明しましょう。

木で造られている:木造とは?

同じ木造であっても、一般の戸建て住宅や集合住宅で採用される作り方は2つあります。木造という言葉は一緒でも全く別の作り方です。

● 木造軸組工法
● ツーバイフォー工法

木造軸組工法(在来工法)

木造軸組工法の例

木造軸組工法は在来工法とも呼ばれるように、昔から日本家屋の建築といえばこの工法でした。その原型は縄文時代の竪穴式住居にまでさかのぼれるほど歴史のある工法です。

竪穴式住居の一例(宮城県仙台市 山田上ノ台遺跡)

基本的には基礎の上に柱を立て、その柱に横に梁と桁を渡して木の枠を組み立てる工法です。

引用:公益財団法人日本住宅・木材技術センター

しかしそれだけだと横から押されたときに変形してしまうので、必要に応じて斜めに筋交い(すじかい)と呼ばれる柱をつなげて、強度を増すこともあります。この図では斜めになっている柱が筋かいですね。

建物の構造の自由度が高く、様々なデザインが可能になることや、あとから間取りの変更をし易いことなどがメリットとして挙げられます。

ツーバイフォー工法

ツーバイフォー工法の例

ツーバイフォー(2×4)工法とは、柱で枠を作りこの枠に板を貼り付けて壁板を作り、この壁板を組み合わせて家を作っていく工法です。

引用:suumoツーバイフォー工法(2×4)とは? 構造、メリット・デメリットやツーバイフォー材(2×4)のサイズはどのくらい?(元画像出典:日本ツーバイフォー建築協会)

このツーバイフォー工法はアメリカが発祥で、1870年代に日本に伝えられたとされています。歴史的に有名な建造物である札幌時計台にこの工法が取り入れられています。1

1三重県住宅生協 2×4(ツーバイフォー)ってどんな家!? 歴史編
https://www.mie-jsk.or.jp/blog/6018

ちなみに、なぜ2✕4(つーばいふぉーと読みます)というのかといえばこの枠組みを作る柱の寸法が2インチ✕4インチだからです。メートル法に換算すると5.08センチメートル✕10.16cmとなります。

ツーバイフォー工法は工場であらかじめ壁板を作ることができ、現場での手作業が少なくて済むので熟練の職人を多く必要としないこと、工期が短くて済むメリットがあります。

高温多湿で四季のある日本という風土では、アメリカから工法を輸入したツーバイフォー工法より、木造軸組工法のほうがよいなどともいわれることもあります。
しかし、アメリカでは北極圏に近いアラスカから、高温多湿でハリケーンの被害が多いフロリダまでツーバイフォー工法で建てられていることは覚えておいてもいいでしょう。

アパートとは

「アパート」とは賃貸の集合住宅を表す「アパートメント」を略した和製英語です。
似たような言葉に「マンション」という言葉があります。元々は英語圏で「豪邸」を表す言葉です。
このマンションという言葉は、日本国内では高級路線の集合住宅を販売する際に使用され、広く使われるようになりました。

物件を探すsuumoやホームズなどのWebサイトでは集合住宅をアパートとマンションに分類しています。
当社が提供している物件検索でも物件種別としてマンションとアパートを区別しています。グレードの高い賃貸の集合住宅を賃貸マンションと呼ぶことが多いためです。この区別は建物の名称と関係ありません。

例えば「ベストマンション」という集合住宅があったとして、分類はアパートになっているかもしれません。◯◯マンション、××アパートといった建物の名称は大家さんが自分でつけるものなのでルールは全くありません。
「マンション」と名前をつけたほうが高級そうな感じがすると大家さんが思ったら、「◯◯マンション」と名前をつけたりすることもあります。

「グレードの高い」という表現をしましたが、それだけだと非常にあいまいですね。
そこで当社では鉄筋コンクリート造などの非常に強固な建造物であればマンションと呼び、木造や軽量鉄骨造であればアパートと分類しています。この区別の仕方は不動産業界では一般的です。

しかし、統一された基準はないので、これは不動産会社や不動産の情報サイトごとに少しずつ違います。
そのため同じ物件が掲載されているサイトが異なると、アパートとマンションというように違う分類になっていることもあります。しかし、木造であれば必ずアパートに分類する決まりとなっていました。

ややこしいことに、木造建築の性能が向上し鉄筋コンクリート造に匹敵する耐久性を持った集合住宅が作られるようになってきました。2021年12月にこのような集合住宅は名称だけではなく、広告や検索での分類上マンションと呼んでもよいことになったので、アパートとマンションの違いはますますわかりにくいものとなっています。

強固な構造をもった建造物であればマンション、それ以外はアパートと考えておけばよいでしょう。
しかし、アパートと分類されていても建物の強度に問題ないことが多いのです。この点については後ほど説明します。

木造アパートの特徴

「木造」と「アパート」の意味を説明しました。
では次に木造アパートの特徴についてお伝えします。

一口に木造といっても工法は大きく違うことがわかるでしょう。
しかし、基本的な素材が木であることから長所・短所は似ています。そこで他の工法と比べて比較してみましょう。
アパートをはじめとする建造物の工法には以下の4種類があります。

● 木造(W造)
● 鉄骨造(S造)
● 鉄筋コンクリート造(RC造)
● 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

一番安い工法は一般的に①の木造で、下の工法になるに従い高価になります。

木造アパートのメリット

家賃が安い

木造は最も建築費用が安くなる工法です。建築費用が安く済むということは、大家さんからしたら家賃を安く設定できるということです。
入居する立場からすると家賃が安いことはとても大きなメリットです。その分貯蓄したり、生活を豊かにする他の支出に回したりすることができます。

調湿性がある

木材は高温多湿という日本の風土に向いている素材として、これまで広く使われてきたという側面があります。
雨が降る湿度の高い日は木材が湿気を吸収し、逆に湿度の低い空気が乾燥している日は吸収した湿気を吐き出すことで湿度を一定に保つ効果があります。

引用:林野庁(元画像出典 則元京 他)

内装にビニールシートを使った場合と、木材を使った場合の湿度の変化の調査を挙げておきます。
百葉箱は基準となる実際に計測した湿度です。ビニールシートを内装材料として用いた場合は、この百葉箱で観察した湿度とほぼ連動しています。しかし、木材ではほぼ一定を保っていることがわかるでしょう。
家の主な構造が木材で作られている木造アパートには、このように湿度を保つメリットもあるのです。

保温性に優れている

木という素材そのものは、鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)で骨格をなす鉄やコンクリート比べて、保温性にすぐれているという特徴があります。

これは日常で体験することでみなさんもご存知だと思います。
炎天下の鉄板に触れたら火傷しますし、コンクリートの道路を裸足で歩くこともできないでしょう。これに対して木材は触れてもあまり熱くなりません。
また、真冬の屋外にある鉄板は冷たく長時間触っていられませんし、コンクリートも同様です。しかし、木材は触ってもそれほど冷たく感じないことはみなさんも経験されているでしょう。

引用:森林・林業学習館 木材の断熱性

コンクリートは木材の30~40倍、鉄に至っては900倍も熱が伝わりやすいのです。木材の断熱性能は断熱材の50%ほどの性能があります。
断熱材はふわふわで強度がまったくないのに対して、木材には強度がありかつ断熱性にすぐれた建材であるといえます。

環境にやさしい

木材が他の材料と決定的に異なる点は「再生産可能である」ということです。
例えば鉄の原料そのものを生産することはできません。
これに対して木材は、木を切った場所に木を植えればまた生産することができます。また、地球温暖化の主な原因はCO2の増加にあるとされていますが、木は成長する過程でCO¬2(二酸化炭素)を吸収します。
木材の重量の約50%は炭素です。2
CO2を光合成により炭素と酸素に変換し、炭素を原料として成長していきます。そして、木材として建物の材料に使われても、炭素は木材の中に残ったままになります。
解体して燃やさない限り、空気中から減らしたCO2をそのままなので、温暖化の抑制につながるのです。

近年ではこの木材のCO2を抑制する役割が重要視されるようになり、公共施設での利用の促進や、コスト以外の目的で民間の建築物でも木造が採用されるケースが増えています。

2森林・林業学習館 木材の炭素固定量
https://www.shinrin-ringyou.com/carbon/kotei.php

木造アパートのデメリット

ここまで木造アパートのメリットをご説明してまいりました。木というものは安価な材料なのですが、「安かろう悪かろう」ではなく自然にあるすぐれた素材であることもご理解いただけたかと思います。

しかし、やはりデメリットはあるとされています。
それは耐震性・耐火性・耐久性・防音性に劣るという点です。

この点について本当なのか?デメリットであるならばどれくらいの不都合があるのかについてご説明したいと思います。

耐震性について

昔に建てられた木造家屋は地震に弱かったことは事実です。
しかし、大きな地震による倒壊被害が多く発生したことにより、耐震基準は厳しくなりました。

新耐震基準:1981年6月1日以降に建築確認申請が行なわれた建物に適用
2000年基準;2000年6月1日以降に建築確認申請が行なわれた建物に適用

この2000年基準ではこう定められています。

木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造といった構造種別に関係なく、また同じ木造住宅でも在来軸組、ツーバイフォー、木質パネルといった工法に関係なく、震度6強~7に達する程度の大規模地震でも倒壊・崩壊するおそれのない建築物とすること3

2000年6月以降に建てられた建築物はすべて同じ耐震強度で建てることが義務付けられているのです。
そのため、これ以降建てられた木造アパートであれば地震に弱いとはいえないのです。

耐火性について

木は確かに燃える素材なので、火災に対して非常に弱いと思われるでしょう。
しかし、そうでもないのです。木は燃えるものの花火のように激しく燃えるわけではなく、ゆっくり燃える素材です。
バーベキューをする方はよくご存知だと思いますが、木というものは意外に火がつかないものなのです。
また、鉄に比べると温度が上がっても強度の低下が起こりにくい特徴があります。木も温度が上がると強度が下がるものの、先ほど説明したように保温力が高いため表面の強度は下がっても木材全体での強度が下がるのには時間がかかります。

引用:木を活かす建築推進協議会

3林野庁 木造住宅の耐震性について
https://www.rinya.maff.go.jp/j/mokusan/taishin.html

外部から熱を加えた実験では、鉄は約10分後には強度が10%程度まで下がっています。これに対して木材は約20分後にもまだ50%程度の強度を保っていることがわかります。
確かに最後は燃えてしまうものの、避難するまでに家屋が倒壊しにいのが木の特徴といえるでしょう。

火災への強さを示す基準として最も厳しい基準が建築基準法施行令第107条に定める耐火構造ですが、木造でもこの基準を満たすことは充分に可能となっています。

建築物の部分 時間
最上階及び最上階から数えた階数が二以上で四以内の階 最上階から数えた階数が五以上で九以内の階 最上階から数えた階数が十以上で十四以内の階 最上階から数えた階数が十五以上で十九以内の階 最上階から数えた階数が二十以上の階
間仕切壁(耐力壁に限る。) 一時間 一・五時間 二時間 二時間 二時間
外壁(耐力壁に限る。) 一時間 一・五時間 二時間 二・五時間 三時間
一時間 一・五時間 二時間 二・五時間 三時間
一時間 一・五時間 二時間 二時間 二時間
はり 一時間 一・五時間 二時間 二・五時間 三時間
屋根 三十分間
階段 三十分間

引用:建築基準法施行令 e-gov法令検索より

これが耐火建築の基準なのですが、2時間にわたって崩壊・倒壊しない性能が求められています。木造でもこの基準をクリアすることは現代の技術で充分に可能となっています。

全ての木造アパートが耐火性能にすぐれているとは限らないのですが、木造だから火に弱いとは限りませんし、鉄骨造は鉄の変形による倒壊の危険は高いともいえるのです。

耐久性について

建物の耐久性そのものについては、木造はコストをかければ長持ちする建物を作る事ができます。たとえば奈良県にあるユネスコ世界遺産である法隆寺は1400年以上昔に作られた木造の建築物ですが、今日までそのままの姿で残っています。

ただしコストをかければという話で、一般的に現代の住宅はコストをかけずに作ることが多いのでそれほどはもちません。
税務上の寿命である法定耐用年数では22年となっています4。これに対して鉄骨造(S造)では鉄骨の厚さによって異なり19年~34年、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)では47年となっています。

これはあくまで目安であって実際はこれよりかなり長くもつのですが、木造は他の工法に比べて耐久性に劣ると考えられます。
とはいえ、アパートに住む側としては何十年も住むわけではないでしょうし、老朽化が激しくなったら引っ越せばいいだけの話なので問題ではないでしょう。

防音性について

防音性の低さは木造アパートの最大の弱点といっていいでしょう。
それは木という素材はコンクリートや鉄に比べて軽いからです。
音とは物理的には物を振動させるエネルギーです。物が重ければ重いほど振動しにくくなるので、音が伝わりにくくなるのです。

木造アパートは隣の家との間の壁にコンクリートが使われておらず、主に石膏ボードが使われます。石膏ボードは同じ厚みのコンクリートよりも遥かに軽く(コンクリートの比重は約2.3、石膏ボードは0.8前後)、かつコンクリート壁より薄いので防音性には遥かに劣ります。

そのため音を気にするなら木造アパートは避けるべきで、また、鉄骨造(S造)も防音性能は基本的に変わらないので避けたほうがよいでしょう。
しかし、間取りによっては音が気にならないこともあります。隣家と壁を接している箇所がクローゼットなど普段使用しない空間になっているという物件であれば、その空間があることによって音が弱まるのでそれほど気にならない可能性はあります。

4国税庁 法定耐用年数
https://www.town.yubetsu.lg.jp/common/img/content/content_20201208_165220.pdf

最後に

ここまで木造アパートとは何か?またメリット・デメリットについてご説明してまいりました。
防音性能の低さだけは確かにデメリットなのですが、これは鉄骨造(S造)もほぼ変わらないので音を気にするなら木造と鉄骨造は避けたほうが無難です。

その他の問題として、古い木造アパートは耐震性の問題がありますが、2000年6月以降に建築されたアパートであれば問題はないといえます。

全般的にマンションに分類される物件より、設備やデザインにおいて見劣りすることもありますがその分家賃が安いです。この家賃の差を許容するか否かが木造アパートに住むかどうかのポイントだと考えます。

ここまでプロが本音で木造アパートについて書いてまいりましたがいかがでしたか。

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