Room-finding Manual【草加市・足立区】賃貸・お部屋探しマニュアル!

初めての賃貸物件探しは誰でも最初は何から手をつけていいかわからないものです。初めてのお部屋探しでも失敗しないためにお部屋探しマニュアルを参考にしてお部屋探しをスタートしてください。

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音トラブルにはもう悩まない!防音性の高い物件の選び方

はじめに

階上の足音が気になる、隣人が夜遅くまで騒いで困っている・・・集合住宅にはそんなトラブルが付きものです。小さな子供がいるけど近隣に迷惑をかけたくない、音楽を気兼ねなく演奏したい、と自分の出す音で苦情が来ないか心配な人もいるでしょう。

マンションやアパートの材質は木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造と様々ですが、比較的防音性の高い「鉄筋コンクリート造」であっても、完全に安心とはいえません。

音の伝わり方は「建物が何でできているか」という点だけでは決まらないからです。
音の聞こえ方は、材質以外にも部屋の構造や間取り、周りの環境など他の要因にも左右され、物件ごとに大きく違ってきます。

音トラブルに巻き込まれないことは、快適な生活を送る上で欠かせない問題です。
本記事では皆さまが音にわずらわされずに暮らせるように、防音性の高い物件の選び方について紹介していきます。

部屋の周囲全ての防音性能が必要

音は振動ですので、少しでも振動を伝えるものがあればそこからどんどん伝わってしまいます。
そのため、例えば部屋の壁だけ防音性能が高くても防音効果は得られません。部屋を構成する他のパーツ(窓やドア、天井、床)から音が漏れてしまうためです。
また、一部だけ防音性能が低くても部屋全体の防音効果は低くなります。

他の部分をどんなに防音しても一ヶ所でも隙があれば、そこから音は入ってくるのです。

音に対して備えるために必要なのがD値、T値、L値という遮音性能です。

● D値(sound pressure level Difference)・・・壁の遮音性能を表す数値です。
壁が「空気を伝わる音」をどのくらい遮る力があるのか、というレベルを表します。例えばD-40というように表されていたら、壁の向こうの音を40 dB小さくするという意味になります。

● T値(sound Transmission loss)・・・ドアや窓の遮音性能を表す数値です。
ドアや窓が「空気を伝わる音」をどのくらい遮る力があるのか、というレベルを表します。T-1~T-4までの等級で表わされます。
・T-1 → 約25dB低減 
・T-2 → 約30dB低減 
・T-3 → 約35dB低減 
・T-4 → 約40dB低減 

● L値(floor impact sound Level)・・・床の遮音性能のレベルを表す数値です。
床が「固体を伝わる音」をどのくらい遮る力があるのか、というレベルを表します。
・LH値(Heavy weight)・・・子供が飛び跳ねたりするようなドスンと響く重量床衝撃音に対する値。
・LL値(Light weight)・・・スプーンなど軽いものが落ちた時に発生する高い軽量床衝撃音に対する値。

D値、T値、L値はどれも日本工業規格(JIS)により規定されている基準で、数値が大きいほど性能が高くなります。

それでは壁や窓、ドア、床・天井といった各パーツの防音ポイントを、これらの遮音性能を踏まえてみていきましょう。

● D値は標準D-50ほど、こだわりたいならD-55以上を推奨!
● 壁の厚さは18 cm以上が望ましい

日常生活を営む上では、発生している騒音が45 dB程度であれば他の雑音に紛れて聞こえなくなります。
従って、例えば道路工事の音が95 dBあったとしたら、それを気にしないようにするには

D値=95-45=50

となり、D-50以上の性能が必要になります。
そこまで厳密に把握できない場合は、壁の厚さ18 cm以上あるかどうかを目安にしてください。(※鉄筋コンクリートでない場合はもっと厚さが必要になります。)

空気を伝わる音は、重いものに当たると進路をさえぎられます。
壁が重ければ重いほど、同じ材質であれば厚ければ厚いほど透過する音は弱くなります。
しかし壁が厚いと今度は部屋の広さを確保できなかったり、建築価格が高くなるという問題が出てきます。
そういった建築事情を踏まえた上で、「壁の厚さがこのくらいあれば防音効果を得られるでしょう」という目安となるのが厚さ18 cmです。
竣工図という図面に、壁の厚みについての具体的な数値が載っています。
不動産会社や大家さんに頼めば見せてくれるでしょう。

● 複層ガラスには要注意!
● 二重窓であればベスト

複層ガラスと二重窓を混同しないようにしましょう。
複層ガラスは一つのサッシにガラスが複数枚はめ込まれており、二重窓は本来の窓の他にもう一つ内窓を付けてある状態で、サッシも二つあります。

通常、複層ガラスは防音効果のためではなく断熱効果を得るために施工されます。
そのため部屋の窓がもし複層ガラスだった場合、防音効果を期待できないどころか、むしろ一枚ガラスよりも音が大きくなってしまうケースがあります。
ガラスとガラスの間に存在している空気がバネのような役割をして、音のエネルギーを増幅させる太鼓現象が起きるからです。太鼓現象は音の共鳴であるので、二枚のガラスの厚さを変える、ガラスの距離を離す、といった事で防ぐことができます。
従って、似た構造のように感じますが二重窓であれば防音性が高くなります

T値と窓の構造はおおよそ以下のように対応します。

● 単層ガラス → T-1~T-2(約25~30 dB低減)
● 防音用複層ガラス → T-3(約35dB低減)
● 二重窓 → T-4(約40dB低減)

もし借りたい物件の窓が複層ガラスだった場合は、防音用に対策されているか確認してください。

また見落とされがちなのが窓のサッシです。
外からの音は窓ガラスとサッシの隙間から侵入してきます。特に道路に近い環境なら、窓ガラスがサッシにピッタリ隙間なく収まるかもチェックしてみるとよいでしょう。

玄関ドア

● T値はT-3以上を推奨
● 玄関のドア同士の距離に注目!

重量感のあるドアか

基本的に遮音性能は、音をさえぎる材料の重さによって決まります。
玄関ドアには木やアルミ、スチールなどが使われることが多く、表1.のように木製やアルミ製のドアは軽いため、音をさえぎる力がそれほど強くありません。

表1. ドアの材質と比重
材質 比重(水の密度を基準とした物質の密度の比)
0.3~1.0ほど
アルミ 2.72
スチール 7.85

同じ厚さや面積ならスチール製のように重いドアの方がT値が大きく、高い遮音性を得られるでしょう。
また、ドアとドア枠の隙間もT値に影響します。

隣接している玄関ドアの距離を確かめる

部屋が一列に並んだようなマンションを内見に行くのであれば、「玄関のドア同士の距離」に注目しましょう。
ドア同士の距離がすなわち壁の厚さに直結していることがあるためです。特に玄関から入って隣の部屋との間取りが左右対称である構造なら、高確率で「玄関ドア同士の距離=壁の厚さ」でしょう。ドア同士があまりにも近い場合は要注意です。

床・天井

● L値はLH-50、LL-45以上を推奨
● 床板の厚さは20 cm以上が望ましい

床や天井は、壁や窓と違って空気から伝わる音だけでなく、足音や物を落とした時のような固体を伝わる衝撃音も直接伝えます。

重い衝撃音に対するLH値には、梁に支えられる面積や床板(床スラブ)の厚さが関係してきます。LH-50以上、目安にして床板の厚さがおおよそ20 cm以上であれば充分な防音効果を得られるでしょう。

軽い衝撃音に対するLL値には、床の仕上げ材の種類(フローリング、カーペット、畳など)が影響します。一般的に柔らかい材質の方が振動が伝わりにくいので遮音性が高くなる傾向にあります。
床の仕上げ材としてフローリングの人気が高いですが、階下への音が迷惑にならないか気になる方は、よく活動するところにだけでもカーペットを敷いておくとよいかもしれません。
LL-45以上であれば軽量床衝撃音に効果があるでしょう。

実際に確認すれば安心

借りたい物件の隣や上下の住戸が空いていれば、内見の際に携帯用のスピーカーなどを持ち込んで大きな音を出してみるのも一つの方法です。
特に低い音はより遮音材の重さが必要となり、また周囲に回り込む性質があるので防ぎにくくなります。
ドラムなどの音で、低音域を重点的に確認しましょう。

周辺の住戸が空いていない場合は、借りたい部屋の壁をコンコンと叩いたり、部屋の中央でパンッと大きく拍手したりするのもおすすめです。
壁を叩いたときに、中が空洞で音が響いたり、コツコツと軽い音がしたら防音性は低いと判断できます。
また、部屋の中央で手を叩いたときに反射音が返ってくればその部屋は気密性が高く外へ音が漏れないとみなせます。逆にあまり反射しなかった場合はどこかから音が漏れていっていると考えられます。

これは極端な例かもしれませんが、シンプルに暮らすことで狭い部屋に住んで家賃を節約するという考え方もなくはありません。

ある程度簡単に防音性の高い物件を見分けるなら

部屋の位置を選ぶ

● 角部屋

角部屋とは各フロアの端の部屋のことです。

角部屋なら隣が片側しかないので、生活音のトラブルがその分減ります。窓が多くなるため採光や風通しの面でも快適になるでしょう。
しかし窓が多くなると、生活音以外の外からの騒音や断熱性に対しては防ぐ効果が低くなってしまいます。
交通量の多い道路や線路などが建物の近くにあると、せっかく角部屋にしても逆に騒がしい環境になることもあるので、外部の環境をよく確認しましょう。

● 階下が店舗、共用部分になっているか

特に小さな子供がいる場合は、足音で階下に気を遣うことも多くなります。
そんな時は、階下が店舗や共用部分になっていれば迷惑をかけることも減り、気が楽になるでしょう。

隣の住戸も含めた間取りで選ぶ

隣の住戸の給排水管の音が響いてくる場合があります。
特に自分の寝室と接している場合は、落ち着いて眠れないケースも起きてしまいます。

自分の居室と隣の住戸のバスルームやキッチンとの間に、棚や押し入れのような収納スペースがあればベストです。
空間的にも離れることで音が小さくなり、さらに布団や衣類などの収納物が音を吸音してくれます。
バスルームやキッチンが隣り合っている、など水回り同士が隣接している間取りでもOKです。

楽器演奏可の物件を選ぶ

「楽器相談可」という条件で物件を探すこともできます。
最初から楽器の演奏が可能という条件のもと入居したのであれば、堂々と楽器を演奏することができます。
また防音対策も万全であるので、他の音トラブルのリスクも減るでしょう。
自分の住みたい街で楽器演奏可の物件を探してみましょう。

住みたい場所に防音性の高い物件がなければ

「無いのなら作ってしまおう、防音スペース」ということで、室内の空間に余裕があるなら防音ブースを置くという方法もあります。
組み立て式の防音ブースも販売されており、用途に合った色々な使い方ができます。
低価格で抑えたい方はDIYに挑戦してみるのもいいかもしれません。

日常生活での周囲の雑音を45 dB程度と仮定した場合の、主な楽器演奏に必要な遮音性能を表2.に記載します。防音ブースを選ぶ場合の参考にしてください。

表2. 主な楽器演奏に必要となる遮音性能
音量
[dB]
雑音
[dB]
必要となる遮音性能
[dB]
ピアノ 95~ 45 50以上
ギター 90~ 45 45以上
フルート 100~ 45 55以上
ドラム 110~ 45 65以上
ボイスチャット 75~85 45 30~40
声楽 90~ 45 45以上

まとめ

近隣とのトラブルになりかねない騒音。
防音性が高い物件を選ぶことは、平穏に暮らすための第一歩です。

集合住宅で音が気になるかどうかは、建物の材質や構造、間取り、隣接した住戸との位置関係などが絡み合ってきます。
今回紹介しました防音性の高い物件の選び方のポイントや条件を、快適な生活を送る上での参考にしていただければ幸いです。

ベストハウジングは様々なニーズにあう物件をご提供いたしており、その中には防音性に優れた物件もあります。
物件選びでお悩みの方は、是非お気軽にご相談ください。

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