Room-finding Manual【草加市・足立区】賃貸・お部屋探しマニュアル!
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賃貸で水圧が弱い部屋を避ける方法|内見5分でできるシャワー診断

はじめに|入居してから水圧に悩まないためにできること
水圧の弱さは、日々のシャワーや洗い物のたびにストレスになる問題です。そして、入居後に改善できるケースは限られています。その原因が建物の給水方式や配管の老朽化にある場合は、入居者側でできる対策はほとんどありません。
だからこそ、物件選びの段階で水圧の弱さを見抜いておくことが大切です。
内見の際、不動産会社に水道を通してみて水圧のチェックをしていいか、まず確認してみましょう。チェックの許可がでれば、5分ほどの確認で水圧の状態は判断できます。
この記事では、賃貸物件で水圧が弱くなる原因から、内見時にすぐ実践できるシャワーでの診断手順などをわかりやすく解説します。
賃貸物件における水圧の弱さの原因は?
水圧が弱い原因はひとつではありません。建物の給水方式や配管の状態など、複数の要因が絡み合っています。
それぞれの仕組みを理解しておくと、内見時にどこをチェックすべきかがわかってきます。
給水方式の違い
賃貸マンションやアパートの給水方式は、大きく貯水槽方式と水道直結方式の2種類に分けられます。
貯水槽方式
水槽方式とは、水道局から送られてきた水をいったん建物外の貯水槽(受水槽)に溜めてから各部屋に供給する方法です。主に築年数の古いマンションや、大型の集合住宅に多く見られます。
貯水槽方式には以下の2種類があります。
・ポンプ直送方式
・高置水槽方式
ポンプ直送方式は、受水槽に溜めた水をポンプで加圧して各部屋に送る仕組みです。
画像引用:建物の給水システム/日本給水タンク工業会
ポンプで水を送るため、低階層から高階層まで水圧は均一です。ただし、ポンプの性能が低い場合や老朽化が進んでいる場合は、水圧低下につながります。
また、停電時はポンプが動かないので、水が使えなくなるというデメリットがある点にも注意が必要です。
高置水槽方式は、受水槽から水をポンプで屋上の高架水槽に汲み上げ、自然落下の重力を利用して各部屋へ供給する仕組みです。
画像引用:建物の給水システム/日本給水タンク工業会
高階層ほど高置水槽との高低差が小さくなるため、最上階や上階層では水圧が弱くなりやすい傾向があります。
直結給水方式
直結給水方式方式は、水道局の本管から直接各部屋に給水する方法です。貯水槽を経由しないため、衛生面で優れており、近年新築される物件の多くがこの方式を採用しています。
直結給水方式にも以下の2種類があります。
・直圧直結方式
・増圧直結方式
直圧直結給水方式は、水道本管の水圧をそのまま利用する方式です。
画像引用:建物の給水システム/日本給水タンク工業会
水圧は水道局が水を供給する圧力に依存するため、5階以上の建物には不向きです。
その点、増圧直結方式は水道本管からの水を圧力ポンプで増圧してから各部屋に送る方式なので、中・高層マンションでも安定した水圧を確保できます。
画像引用:建物の給水システム/日本給水タンク工業会
増圧直結方式は比較的新しいマンションに多く採用されています。
配管の劣化や詰まり
建物内部の給水管が劣化・腐食していると、水の流れが妨げられて水圧が低下します。特に築25年以上の物件では、鉄製の配管が錆びてスケール(水垢や錆の堆積物)が溜まっているケースがあります。配管の内側が狭くなることで水が流れにくくなるため、複数の蛇口を同時に使うと水圧の低下を感じやすくなるでしょう。
また、配管の詰まりは水圧だけでなく水の色や臭いにも影響します。水道から赤みがかった水が出る場合は、配管の老朽化のサインです。
シャワーヘッドの影響
水圧の弱さは、必ずしも建物の設備が原因とは限りません。シャワーヘッド自体の仕様も大きく影響します。
水が出る穴(散水板の孔)が多いシャワーヘッドほど、水が分散されるため一本一本の勢いは弱くなります。
また、節水シャワーヘッドが取り付けられている場合は、意図的に水量を絞る構造になっているため、水圧が弱いと感じやすくなります。
節水タイプかどうかは、以下のような特徴で判断できます。
・穴が小さく中央に集中している
・ストップボタンがついている
・散水板(シャワーの穴が開いているところ)がステンレス
例えば、次のようなシャワーヘッドは節水タイプです。
画像引用:エコアクアシャワーSPA/LIXIL
ただし、近年は水流を工夫することで勢いを保つ製品もあり、必ずしも弱く感じるとは限りません。
止水栓・減圧弁の影響
止水栓とは、トイレや洗面所などで水の流れを調節するバルブです。水廻りの機器を設置したり修理したりする際に、部分的に水を止めたり量を調整するために閉められます。
しかし、工事や修理の後、止水栓が完全に開かれていない状態のまま引き渡されることがまれにあります。止水栓が半分しか開いていなければ、当然ながら水圧は弱くなります。
止水栓が水圧を弱めている原因なら、部屋の中にある止水栓(キッチン下や洗面台下など)なら入居者が自分で調整できます。
ただし、共用スペースにある止水栓や元栓には絶対に触れてはいけません。他の部屋への影響や、設備の故障につながる可能性があるためです。
また、減圧弁は水道本管の水圧が高すぎる場合に、各部屋への水圧を一定以下に抑えるための器具です。
画像引用:マンションの減圧弁交換工事/クラシアン
減圧弁の設定値が低すぎると水圧が弱く感じる原因になりますが、生活の中で原因が減圧弁だと気づくことは難しいでしょう。
【内見5分】シャワーの水圧を診断する方法
ここでは、内見時にシャワーで水圧を確認する手順を紹介します。実践する前に、必ず担当者に一声をかけて許可を得てから行ってください。
手順① キッチンと洗面の水を同時に出す
はじめに、キッチンの蛇口と洗面台の蛇口を同時に開けてみましょう。片方だけを出したときと比べて明らかに水の勢いが落ちる場合は、建物全体の給水量が限られている可能性があります。ただし、原因は建物全体だけでなく、住戸内の配管や一部系統にある場合もあります。
複数の蛇口を同時に使うと水圧が下がる物件は、家族が入浴中に洗い物をするなど日常の家事で不便を感じやすくなります。
手順② シャワーを最大にして10秒確認
続いて、浴室のシャワーを全開にして、少なくとも10秒間水を出してみましょう。シャワーを浴びているときの感覚に近い状態で水圧を体感することが目的です。
浴室のシャワーだけでなく、キッチン・洗面などの水栓すべてで水圧が弱い場合は、シャワーヘッドの問題ではなく建物側の給水設備に原因がある可能性が高いです。
一方、浴室のシャワーだけが弱くキッチンや洗面は問題ない場合は、シャワーヘッドや浴室内の配管が原因と考えられます。
手順③ お湯に切り替えたときの勢いを見る
水をしばらく出した後、シャワーをお湯に切り替えてみましょう。水のときとお湯のときで勢いが大きく変わる場合は、給湯器の容量(号数)が不足している可能性があります。
給湯器の号数とは、1分間に何リットルの水を一定温度まで加熱できるかを示す数値です。
画像引用:給湯器の号数の違いと選び方/東京ガス
号数が小さい給湯器では、複数の水栓を同時に使うとお湯の量が足りなくなり、シャワーの勢いが急激に落ちることがあります。号数が大きいほど一度に使えるお湯の量が増えるため、複数箇所で同時にお湯を使う場合は大きめの号数を選びましょう。
手順④ 排水の流れも確認する
シャワーを出している間に、浴室の排水口への流れもあわせて確認しましょう。水を出しているのに床に水が溜まってなかなか流れない場合、排水管の詰まりや劣化が疑われます。
排水の詰まりは直接的に水圧の問題とは別ですが、配管全体の状態を知る手がかりになります。給水管と排水管はともに建物の配管として管理されているため、排水の状態が悪い物件では給水管の状態も悪い可能性があります。
手順⑤ 可能なら朝(8時ごろ)か夜(19時ごろ)にもう一度内見する
余裕があれば、朝8時ごろか夜19時ごろにもう一度内見できるよう、不動産会社に相談してみましょう。
これらの時間帯は、住民がシャワーや洗い物など水を一斉に使う時間帯です。建物全体で水の使用量が増えると一時的に水圧が下がることがあり、このピーク時の水圧を確認すれば、日常的な水の使い勝手を把握できます。
昼間の内見だけでは問題がなかったのに、実際に住み始めたら時間帯によって水圧が弱くなるのが気になる、というケースもあります。
こんな物件は要注意!水圧が弱くなりやすい条件
水圧の弱さを事前に気づけるように、物件選びの時点で確認できるポイントを押さえておきましょう。
築25年以上の物件
築25年以上の物件では、給水管が鋼管(鉄管)で施工されていることが多く、内部に錆や水垢が蓄積して水の流れを妨げているケースがあります。ちなみにそれ以降の物件は、新築時にポリエステル管が利用されている場合がほとんどです。
築年数の古い物件でも配管の更新(リニューアル工事)が実施されていれば問題ありませんが、改修履歴がわからない場合は注意しましょう。水圧の弱さだけでなく、配管が破損して水漏れが起こるリスクもあります。
築年数の古い物件を検討する際には、内見時に給水管を更新しているかどうか確認することをおすすめします。
最上階または上層階
高置水槽方式を採用している建物では、屋上の水槽から重力で水を送るため、上層階ほど高低差が少なくなるので水圧が弱くなりがちです。最上階は特にその影響を受けやすいため、注意しましょう。
最上階は眺望が良くプライバシーが保ちやすいといった魅力がある一方、給水方式によっては水圧の弱さというデメリットも伴うことを知っておきましょう。
物件自体の管理状態が悪い
建物の管理が行き届いていない物件は、貯水槽の清掃や設備のメンテナンスも怠られている可能性があります。貯水槽にも日常的な手入れが必要なので、不十分な場合は貯水槽内の汚れが溜まって不衛生になったり配管が詰まりやすくなったりします。
その物件の管理状態が良いか悪いかを判断するには、以下のポイントをチェックしてみましょう。
・共用部(廊下・エントランス・ゴミ置き場)が汚れている
・郵便受け周りにチラシが散乱している、または破損している
・管理会社の名前が建物内に掲示されていない
・重要事項説明で設備の更新履歴が曖昧にしか説明されない
これらが複数当てはまる物件は、水圧の問題だけでなく、他にも設備トラブルが起きやすいリスクがあります。
給湯器の号数が小さい
給湯器には「16号」「20号」「24号」などの号数があり、数字が大きいほど一度に大量のお湯を供給できます。一般的に、シャワーと台所を同時に使う家庭では20号以上が推奨されています。
給湯器の号数は、本体に貼られているラベルやプレートで確認できます。最初のアルファベットの次にある数字が号数を表しています。
画像引用:号数?取り替えの目安?知っておきたい、給湯器の豆知識/マイ大阪ガス
マンションやアパートの場合、給湯器はベランダや廊下にある場合が多いです。
16号以下の給湯器が設置されている場合、複数箇所で同時にお湯を使うと水圧が落ちる可能性があります。
水圧が弱い物件は改善できる?改善可能なケースと難しいケース
「内見して確認したら水圧が少し弱かった。しかし他の条件がいいので気に入っている」という場合、入居してから水圧が改善できるのかどうかがポイントになります。
ここでは、水圧を改善できるケースと改善が難しいケースをそれぞれ解説します。
改善できるケース
入居後に水圧を改善できるのは以下のケースです。
シャワーヘッドが原因
浴室のシャワーの水圧が弱いだけのケースは、節水シャワーヘッドや散水孔の多いシャワーヘッドを交換することで改善できます。市販の高水圧対応シャワーヘッドに替えるだけで、体感の水圧が大幅にアップする可能性があります。
ただし、退去時の原状回復のために、元のシャワーヘッドは捨てずに保管しておく必要があります。交換したシャワーヘッドは退去時に元に戻してください。
フィルターの詰まりが原因
蛇口やシャワーの根元には、ゴミや異物を取り除くためのフィルター(ストレーナー)が内蔵されています。このフィルターに水垢や砂が詰まっていると、水の流れが妨げられて水圧が低下します。
フィルターの掃除は10分程度で完了するセルフメンテナンスです。蛇口の先端部分を取り外し、フィルターを取り出してブラシや水洗いで汚れを落とすだけです。入居後に試してみると、水圧が改善されるケースもあります。
改善が難しいケース
一方、建物側に原因があるため改善が難しいのは以下のケースです。
給水方式が貯水槽方式である
建物の給水方式が貯水槽方式の場合、貯水槽の老朽化や高階層の水圧低下が起こりやすいといえます。
給水方式が水圧の弱さの原因になっている場合、入居者側でできる対処方法はありません。改善するには設備の交換や高圧ポンプの追加設置といった対応が必要であり、大家さんや管理会社が対応すべき事項です。
「水圧が弱いのですが、設備の改善予定はありますか?」と入居前に確認してみることはできますが、改善されるとは限りません。
ただし、貯水槽方式を採用している物件は停電時に即断水とはなりにくく、災害対策としてはメリットもあります。
配管が老朽化している
建物内の給水管が老朽化・腐食している場合は、配管工事をせずに水圧を改善するのは難しいです。
配管の老朽化が疑われる主なサインは以下のとおりです。
・赤水が出る(錆が混じった茶色っぽい水が出る)
・ストレーナーにサビ片が溜まる(フィルターを確認すると茶色い欠片がついている)
・急に水圧が弱くなった(以前は問題なかったのに突然弱くなった)
・部屋ごとに水圧の差がある(隣室や他の階の部屋と比べて明らかに違う)
これらのサインがいくつか見られる場合、建物全体の配管更新が必要な状態である可能性が高いでしょう。入居後も問題が改善されないケースがほとんどなので、物件選びの段階でこうした兆候がないか確かめておくのをおすすめします。
まとめ|住んでから後悔しないために、内見時には水圧確認を
毎日のシャワーや洗い物に直結する「水圧」は、快適な生活を送るうえで見落とせない点です。しかし、生活する中で水圧の弱さに気づいても、その時点から改善できるケースは少ないものです。原因の多くは建物の給水方式や配管の老朽化にあるため、入居後に入居者がどうにかできる問題ではないからです。
だからこそ、物件選びの段階で水圧を意識しておくことが大切です。この記事で紹介した水圧の確認手順は、内見時でも5分ほどで実践できます。
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