Room-finding Manual【草加市・足立区】賃貸・お部屋探しマニュアル!

初めての賃貸物件探しは誰でも最初は何から手をつけていいかわからないものです。初めてのお部屋探しでも失敗しないためにお部屋探しマニュアルを参考にしてお部屋探しをスタートしてください。

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賃貸の部屋が寒い原因は窓・サッシ?二重窓・樹脂サッシの体感差を解説

はじめに|賃貸の部屋が寒い・うるさい……原因は「窓」にあり

「冬になると部屋が寒くて困る」「外の音が気になって眠れない」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。しかし、寒さや騒音の原因はエアコンや築年数だけではないのです。
実は冬に室内から逃げる熱の約30~40%は、窓から失われているというデータがあります。1
さらに、窓からは音も入りやすいといえます。道路の車の走行音、電車の音、近隣の生活音などは、壁よりもガラス部分を通して伝わりやすく、特に一枚ガラスの窓では防音性が十分とはいえません。
窓の断熱性を高める方法としては、「二重窓(内窓)」や「ペアガラス(複層ガラス)」などがあります。二重窓は既存の窓の内側にもう一つ窓を設けるタイプで、ペアガラスはガラス自体が二重構造になっているものです。似たような印象を持たれがちですが、構造が異なります。構造の違いは音の伝わり方の違いにつながっており、ペアガラスは騒音対策には不向きです。
今回は、賃貸物件でも採用されている二重窓やペアガラス・樹脂サッシについて紹介するとともに、よくあるアルミ製サッシの一枚ガラスの窓と比べてどのような体感差があるのかを解説します。
賃貸のお部屋が寒くて困っているという方や、次に住むマンションでは寒さや騒音に悩みたくないという方はぜひ参考にしてください。

アルミサッシが寒いと言われる理由

多くの賃貸物件で採用されてきたアルミサッシは、軽くて丈夫、かつ安価に製造できるため、長年にわたって広く普及してきました。しかし、断熱性能という観点では課題があります。
アルミは熱を非常に通しやすく、木材の約1500倍も熱が伝わりやすい素材です。つまり、外の冷たい空気の温度をそのまま室内側に伝えやすいのです。冬場に窓のアルミサッシに触れると、ひんやりと冷たく感じるのはこのためです。
この冷たいサッシが室内の空気を冷やし、窓周辺の温度を下げてしまいます。その結果、暖房をつけても窓際が寒い、部屋全体が暖まりにくいという状況が生まれます。
また、室内の暖かい空気がアルミサッシで冷やされることで結露が発生しやすくなるのも、アルミサッシの特徴です。

二重窓とは?賃貸でも「体感」が変わる理由

二重窓とは、既存の窓の内側にもう1枚窓を設置する構造のことです。「内窓」や「二重サッシ」と呼ばれることもあります。窓が二重になることで、室内の温かさが保たれやすくなり、外からの音も抑えられやすくなります。

住宅の中でも、熱や音の出入りが最も多い場所は窓です。冬は暖房の熱が逃げやすく、夏は室外の熱が入りやすい。さらに、音も窓から伝わりやすいという傾向があります。

そのため、窓の性能を高めることは、体感できる快適さに直結しやすいのです。

二重窓の仕組みと断熱・防音効果

二重窓では2枚の窓の間に空気の層があることで、外からの冷気や熱気、音を遮断する効果を生みだしています。

画像引用:窓を内窓・二重窓にリフォーム!内窓・二重窓の基礎知識について/LIXIL

二重窓の断熱効果
空気は熱を伝えにくい性質があります。窓が二重になることで、外気と室内のあいだに空気層ができ、熱の移動が緩やかになります。その結果、冬は室内の暖かい空気が逃げにくくなり、夏は外からの熱気が伝わりにくくなるといった効果が期待できます。

二重窓の防音効果
音も窓から入りやすい要素のひとつです。二重窓にすると、二枚のガラスの間に空気層があるという構造になるため、ガラスが1枚だけの場合よりも室内に音の振動が伝わりにくくなります。
特に、車の走行音や近隣の生活音、雨音などの高音域の音は軽減を感じやすい傾向があります。ただし、バスやトラックの走行音、工事作業の騒音など低音の振動音は完全に遮断できるわけではありません。
二重窓を設置したといっても、防音室と同じような性能までは期待できないということです。なお、ガラス自体が二重になっているペアガラスにはあまり防音効果はありません。むしろ車や電車の走る音などの中~低音に関してはより響いて聞こえることもあります。

賃貸でも二重窓は設置できる?

二重窓は賃貸物件でも設置できます。一般的な方法としては、後付けタイプの二重窓を業者に依頼して取り付ける方法です。
ただし、貸主に黙って勝手に設置するのはいけません。賃貸物件では退去時に原状回復が必要になるケースがあるため、勝手に設置しているとトラブルになる可能性があります。
設置する前に必ず大家さんや管理会社に相談しましょう。相談すれば取付け費用を貸主側で一部負担してくれる可能性もあります。設置はあくまで許可を得てから行い、原状回復が求められる場合は取り外しできる二重窓を選ぶことが大切です。
業者に依頼すると、窓一か所あたり費用は8~15万円かかります(施工費を含む)。2
DIYで簡単に設置できるタイプの二重窓も販売されており、自力でやれば窓1か所あたり2万円~3万円で済む場合もあります。しかし、誰でも簡単にできるわけではありません。窓のサイズに合わせたカットや取り付けには一定の技術が必要ですし、きちんと施工しないと効果が半減してしまうこともあります。
二重窓の取り付けは、条件を満たせば国に補助金を申請できます(先進的窓リノベ20263)。自力での取り付けが不安な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
※補助金の制度内容は年度ごとに変更されるため、最新情報をご確認ください。

二重窓で感じやすい体感の変化

二重窓を設置した人が実際に感じやすい変化をまとめると、次のようになります。

寒さの感じ方
窓際の冷えが和らぐという声は特に多く聞かれます。特に、アルミではなく樹脂製のサッシを採用した場合は、熱が伝わりにくいため、より高い断熱効果が期待できます。実際にエアコンの設定温度を1℃下げても寒さを感じにくくなったという意見もあります。
これまで窓の近くには近づきたくなかった冬の朝も、以前ほど寒さを感じにくくなるため、これまで避けがちだった窓際にデスクやソファを置いても快適に過ごせるでしょう。

音の聞こえ方
外の音が気になりにくくなることも、日常生活では大きなメリットです。交通量の多い道路沿いや、繁華街に近い物件でも、睡眠の質が上ったり作業に集中しやすくなります。

結露について
二重窓にすることで結露が減ったと感じる人も多いです。結露が減るとカビが発生しにくくなり、アレルギー症状の悪化を防ぐ効果も期待できます。さらに、壁紙の傷みやにおいの原因を抑えられる点もメリットです。また、窓周りの掃除の手間が減るのも嬉しいポイントです。
体感には個人差がありますが、正しく施工された二重窓や樹脂サッシは、断熱性や遮音性の向上が期待できます。建物の構造や立地、窓の向きなどによって感じ方に違いはあるものの、窓の性能が高まることでより快適に過ごしやすくなります。

樹脂サッシとは?

樹脂サッシとは、窓枠に「樹脂(プラスチック素材)」を使用したサッシのことです。近年は断熱性の高い住宅やZEH住宅(高い断熱性能と省エネ設備によって年間のエネルギー消費量が実質ゼロになる住宅)などで採用が広がっています。

一方、日本の賃貸住宅で多く使われてきたのはアルミサッシです。アルミは軽量で強度があり、低コストな素材ですが、熱を伝えやすいという特性があります。

この素材の違いが、冬場の冷えや夏場の暑さといった体感差につながるのです。

樹脂サッシが暖かく感じるのはなぜ?

一方、樹脂サッシは熱を伝えにくい素材でできています。正確には、塩化ビニル樹脂(PVC)という素材が使われており、アルミと比べて熱伝導率が約1000分の1と非常に低いのが特徴です。
実際に触ってみるとわかりますが、冬場でも樹脂サッシは冷たく感じにくく、アルミサッシとは明らかに違う感触があります。サッシが冷えにくいということは、窓周辺の温度が下がりにくいということでもあります。
結果として室温が安定し暖かく感じられるのです。暖房をつけたときの効きが良くなり、光熱費の節約にもつながります。また、結露も発生しにくくなるため、窓周りにカビが発生しにくくなるというメリットもあります。

樹脂サッシを導入している物件の探し方

樹脂サッシを採用している賃貸物件を探すには、いくつかのポイントがあります。

・物件検索サイトで「省エネ」「断熱」というキーワードを入れて検索する
・築年数が新しい物件に絞って探す
・賃貸仲介会社に相談する

まず、物件検索サイトで条件を絞り込む際に「省エネ」「断熱」といったキーワードを含む条件で検索してみましょう。省エネ性能を重視している物件では、樹脂サッシが採用されている可能性が高くなります。
また、築年数が新しい物件、特に「ZEH-M(ゼッチ・マンション)対応」や「長期優良住宅」といった基準を満たしている物件は、樹脂サッシや複合サッシ(アルミと樹脂を組み合わせたもの)を使用していることが多いです。
不動産会社に直接問い合わせる際も、「断熱性能の高い物件を探している」「樹脂サッシの物件を見たい」と具体的に伝えることで、条件に合った物件を紹介してもらいやすくなります。

【比較】二重窓と樹脂サッシ、体感はどう違う?

二重窓と樹脂サッシ、どちらも断熱性能を高める方法ですが、それぞれ仕組みが異なるため、実際に感じられる効果にも違いがあります。 ここでは、それぞれの特徴を体感面から比較し、さらに効果の高い組み合わせについても紹介します。

断熱・防音・結露の体感差を比較

二重窓と樹脂サッシ、それぞれの特徴を体感面から比較してみましょう。

【二重窓と樹脂サッシの違い】
アルミサッシ
(一枚ガラス)
二重窓
(一枚ガラス+内窓、ともにアルミサッシ)
樹脂サッシ+
ペアガラス
樹脂サッシ(ペアガラス)+
内窓(樹脂サッシ)
断熱性 × ◎◎
防音性
結露の抑制 × ◎◎
導入のしやすさ(賃貸)
(既存)

(後付け可)

(基本は新築)

(要相談)

二重窓の強みは、既存の窓に後付けできる点と、防音効果が高い点です。特に交通量の多い道路沿いなど、騒音が気になる環境ではより効果を体感できるでしょう。
樹脂サッシの強みは、サッシ自体の断熱性能が高いため、窓周りの冷え込みを根本から軽減できる点です。シンプルな構造なので、見た目もすっきりしています。
さらに効果を高めるなら樹脂サッシで作られた二重窓という選択肢もあります。これは二重サッシとも呼ばれ、樹脂サッシの断熱性と二重窓の防音性・断熱性を兼ね備えた、最も性能の高い組み合わせです。
体感面での快適さは抜群ですが、残念ながら賃貸物件で採用されている物件はまだ多くありません。新築や最近リフォームした物件では導入している可能性があります。

今の部屋で対策できるのはどっち?

今住んでいる賃貸物件で導入できるのは二重窓です。後付けタイプの内窓を設置することで、今の住環境を改善できます。大家さんや管理会社と相談が必要ですが、許可が得られれば導入は可能でしょう。
一方、樹脂サッシは基本的に新築時やリフォーム時に導入されるものです。ただし、後付けの内窓でも樹脂サッシを選ぶことはできます。
したがって、今すぐ寒さや騒音を改善したい場合は、二重窓(内窓)の設置を検討するとよいでしょう。特に樹脂製の二重窓を選ぶと、より高い断熱効果が期待できます。
また、引っ越しを予定しているなら、窓に樹脂サッシを採用している物件を選ぶのも有効です。
引っ越し先を探す際に「樹脂サッシ」や「省エネ物件」といった条件を加えるだけで、入居後の快適さは大きく変わります。初期費用や家賃がやや高めになることもありますが、光熱費の削減や快適性を考えれば、長い目で見て価値のある投資です。

二重窓と樹脂サッシの注意点

二重窓も樹脂サッシには、導入前に知っておきたい注意点やデメリットもあります。メリットだけでなく、費用面や使い勝手、物件選びの際の制約なども理解した上で、自分の暮らしに合った選択をすることが大切です。 ここでは、それぞれの注意点を具体的に見ていきましょう。

二重窓を検討する際の注意点

二重窓にはメリットが多い一方で、注意しておきたい点もあります。

・費用がかかる
・設置場所に制限がある
・部屋の印象に圧迫感を与える可能性がある

まず費用面です。後付けの二重窓は、窓のサイズや枚数によって異なりますが、前述のとおり1つの窓あたり8~15万円程度の費用がかかります。賃貸の場合は、退去時に原状回復が求められると、取り外し費用が発生するケースもあります。
さらに、どの窓にも必ず二重窓を設置できるとは限りません。窓の形状や構造によっては、二重窓を設置できない場合があります。また、設置後は窓が2枚になる分だけ開閉が二度手間になるため、やや不便に感じるかもしれません。
見た目の面では、窓が二重になることで圧迫感を感じる人もいます。窓枠が増える分、部屋がやや狭く見えることもあるので、内見時や設置前にイメージを作っておきましょう。
二重窓は多くの場合で断熱性や遮音性の向上が期待できますが、建物全体の断熱性能や施工状況によって体感には差が出ることがあります。特に、木造などのもともと断熱性能が低い建物では、窓以外の部分から熱が逃げやすい場合もあります。設置を検討する際は、専門業者に相談し、自宅の状況に合っているか確認したうえで進めることをおすすめします。

樹脂サッシ物件のメリット・デメリット

樹脂サッシを採用している物件には、明確なメリットがあります。
冬は暖かく、夏は涼しく、一年を通して室温が安定しやすいため、エアコンの使用頻度が減り、光熱費を抑えられる可能性があります。結露が少ないため、窓周りのお手入れも楽になります。
一方でデメリットもあります。樹脂サッシを採用している物件は、築年数が新しく、省エネ性能が高い物件であることが多いため、家賃がやや高めに設定されている場合があります。初期費用も高くなることもあるため、予算との兼ね合いが必要です。
また、樹脂サッシの物件自体がまだ多くないため、希望するエリアや間取りで見つからないこともあります。選択肢が限られる点は、物件探しの際の課題といえるでしょう。
それでも、快適性と省エネ性を重視するなら、樹脂サッシ物件は非常に魅力的な選択肢です。長く住むことを考えれば、家賃の差額以上の価値を感じられる可能性は十分にあります。

内見時にチェックしたい窓・サッシのポイント

快適な賃貸物件を見つけるには、間取りや設備だけでなく、窓やサッシの状態もしっかり確認することが重要です。内見時に窓周りをチェックすることで、入居後の寒さや結露、騒音といったトラブルをある程度予測できます。

ここでは、内見の際に必ず見ておきたい窓・サッシのチェックポイントを紹介します。

内見で必ず見ておきたい窓のポイント

物件の内見時には、窓やサッシもしっかりチェックしましょう。快適な環境を手に入れるために、次の3つのポイントを確認することをおすすめします。

サッシの素材
まず、サッシが何でできているかを確認しましょう。
アルミサッシは金属のため、触れるとすぐに冷たさを感じます。一方、樹脂サッシは熱を伝えにくいため、触ってもひんやりしにくいのが特徴です。素材の違いは手で触れるとわかりやすいでしょう。
複合サッシの場合は、室内側が樹脂、外側がアルミという構造になっています。

画像引用:高断熱サッシ/LIXIL

窓の枚数
窓が一重か二重かも重要なポイントです。窓ガラスの厚みや構造もチェックしましょう。
二重窓やペアガラス(ガラスが二重になっているもの)であれば、断熱性や防音性が高い可能性があります。ただし、ペアガラスの場合は逆に中音・低音が響きやすくなるため防音性は期待できません。

結露跡の有無
窓周辺やサッシに結露の跡がないかも確認しましょう。

画像引用:窓枠に結露の水シミは要注意/Y&Y住宅検査

黒ずみやカビ、塗装の剥がれなどが見られる場合、結露が発生しやすい環境である可能性があります。冬場の内見であれば、実際に結露している様子を確認できることもあります。

不動産会社に聞いておくと安心な質問例

内見時や問い合わせの際に、不動産会社に以下のような質問をしておくと、より詳しい情報が得られます。
「サッシの種類は何ですか?」
「断熱対策はされていますか?」
物件資料に記載がない場合は、担当者からオーナーや管理会社へ確認してもらえるケースもあります。さらに窓だけでなく、壁や天井の断熱材についても聞いてみましょう。断熱性能が高い物件かどうかを判断する材料になります。
こうした質問をすることで、担当者も「この人は住環境を重視している」と理解し、条件に合った物件を紹介してくれる可能性が高くなります。遠慮せずに、気になることは積極的に聞いてみましょう。

まとめ|賃貸でも「窓」を知るとお部屋の快適度は変わる

賃貸物件の寒さや騒音の悩みは、窓やサッシを見直すことで大きく改善が期待できます。
今の暮らしをできるだけ早く改善したいなら、二重窓(内窓)の設置が現実的な選択肢です。特に樹脂製の内窓を選ぶと、より高い断熱効果が期待できます。
二重窓は後付けが可能な製品も多く、断熱・防音・結露対策として体感しやすい方法です。ただし、設置の際は必ず貸主の許可を得るようにしましょう。
また、引っ越しを検討している場合は、樹脂サッシを採用している物件を選ぶことも有効です。快適性と省エネ性に優れた窓仕様の物件を選ぶことで、より長く快適に過ごしやすくなります。
窓やサッシの仕様は、物件情報だけでは分かりにくいこともあります。窓やサッシにもこだわってお部屋探しをしたい方は、ぜひベストハウジングまでご相談ください。お客様のライフスタイルに合った快適な物件をご提案いたします。

1 住宅各部位における熱の出入り割合/一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会

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3 はじまります 先進的窓リノベ2026事業/環境省

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