Room-finding Manual【草加市・足立区】賃貸・お部屋探しマニュアル!
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3点ユニットバスの「本当の」メリット・デメリット

はじめに|3点ユニットバスは「やめたほうがいい」のは本当?
許容できる家賃内で立地などの条件が合うお部屋を探していると、お風呂とトイレが一緒になっている物件が含まれていることがあります。写真や間取りを見て、「使いにくそうだからやめたほうがいいのだろうか」「意外と気にならずに使えるだろうか」と実際の使い心地がわからず、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
お風呂とトイレ・洗面が一緒になっている水回りの設備を「3点ユニットバス」といいます。3点ユニットバスは確かに使いにくい面はあるものの、必ずしも不便なだけというわけではありません。
この記事では、3点ユニットバスのリアルなメリット・デメリットを解説したうえで、どんな人に3点ユニットバスが向いているか・いないかについても具体的に解説します。
特に「立地や家賃が条件に合う物件が3点ユニットバスだったので、契約するか迷っている」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
3点ユニットバスとは
3点ユニットバスとは、トイレ・洗面・浴槽の3つが一体になった水回り設備を指します。なお、不動産業界では「3点ユニット」と略して呼ばれることもあります。それぞれが独立した「セパレートタイプ」と異なり、3つの設備がまとめて収まっているのが特徴です。コンパクトな間取りでも水回りを確保できる反面、使い方に工夫が必要になる場面もあります。
築年数の浅い物件やリノベーション済みの物件では、トイレ・洗面台・浴室が独立したセパレートタイプが主流です。しかし、都市部でもビジネスホテルや築年数の古い賃貸物件には3点ユニットバスが採用されているお部屋は多くあります。
3点ユニットバスをセパレートタイプにリフォームするには、間取り変更や配管工事を伴うため、かなりの費用がかかります。そもそもトイレと洗面・浴室を分けるにも、部屋にある程度のスペースが必要です。費用や広さの問題で、リフォームしないまま家賃を低く設定して賃貸に出している場合も多いのです。
3点ユニットバスのデメリット|やめたほうがいいといわれる理由
近年、3点ユニットバスは賃貸の入居希望者に敬遠される傾向にあります。全国賃貸住宅新聞による2025年の調査では、「入居希望者に敬遠される設備TOP10」で1位こそ和式トイレにゆずったものの、上位にランクインしている設備です。1
ここでは、3点ユニットバスは「やめたほうがいい」といわれるデメリットについて、具体的な生活シーンを踏まえて見ていきましょう。
トイレと浴室が同時に使えない
3点ユニットバスは、トイレと浴槽が同じ空間にあります。そのため、誰かが入浴している間はトイレが使えません。
一人暮らしの場合は問題ありませんが、二人暮らし以上になると、不便を感じることが多くなります。一人暮らしでも、部屋に泊まりに来る人が多い場合は同様です。
湿気がこもりがちでカビが生えやすい
3点ユニットバスは、トイレ・洗面・浴槽がひとつの空間に集まっているため、入浴すると全体が湿気にさらされます。カビが発生しやすく、特にいつも湿りがちなシャワーカーテンや天井の四隅には注意が必要です。
湿気の具体的な対策については、後の章で詳しく解説します。
3点ユニットバスは、「カビが生えやすい設備」だという認識を持ったうえで使うことが大切です。
浴槽につかりにくい
3点ユニットバスの浴槽は、一般的に1014サイズ・1116サイズ(横幅が約100~110㎝)と、セパレートタイプに比べてコンパクトなものが多いです。同じ空間にトイレと洗面台が収まっているぶん、浴槽に割り当てられるスペースが限られるためです。
1116サイズの浴槽に入った時のイメージは以下の通りです。
体格にもよりますが、足を曲げても膝が水面に出てしまい、体が十分湯に浸かりきらない場合があります。
一方、一人暮らし用の物件でセパレートタイプの浴槽の場合、一般的なのは1216サイズ(横幅120㎝)です。
画像引用:入浴姿勢シミュレーション リデア/リノビオV/LIXIL
ゆとりがたっぷりとあるわけではありませんが、湯船につかるには問題ない大きさです。
一人暮らしのお風呂についてバスリエが行った調査では、3点ユニットバスではほぼ毎日浴槽に入る人は約6%でした。2浴槽を使わない理由では「お風呂が狭い」のが一番に挙がっており、3点ユニットバスではゆったりと入浴しにくいと感じる人が多いことがうかがえます。
湯舟にゆったりとつかって心身の疲れを取りたい方にとっては、快適さが得られないと感じやすいでしょう。
収納スペースが取りづらい
3点ユニットバスは常に湿気が高い環境です。そのため、タオルやトイレットペーパーのストックなどを浴室内に置いておくと、使っていないものまで湿気を帯びてしまいます。
シャンプーや洗顔料などの入浴用品以外に、替えのタオルや衣類などを収納するスペースはほぼないと考えておくのが現実的です。収納は浴室の外に確保する必要があります。
3点ユニットバスのメリット|実は評価されているポイント
3点ユニットバスはデメリットが注目されがちです。しかし、見方を変えると水回りがコンパクトにまとまっていて合理的な設備でもあります。
コスト面や構造面ではセパレートタイプにはないメリットがあり、ライフスタイルによっては「むしろ便利だ」と感じるケースもあるのです。
ここでは、3点ユニットバスが実際にメリットと感じられているポイントを具体的に見ていきます。
家賃を抑えて住める
3点ユニットバスは敬遠されやすいため、同じエリア・同じ広さのセパレートタイプの物件と比べると家賃が低めに設定されているケースが多いです。
立地が良い物件でも、3点ユニットバスだというだけで家賃が抑えられていることもあります。駅近・家賃重視などの条件で物件を探すなら、3点ユニットバスの物件はコスパよく好立地に住める可能性が高まります。
掃除が効率的にできる
3点ユニットバスの物件に住んでいる人の中には、「掃除しやすい点がよい」と評価している人もいます。シャワーで壁・床・トイレ周辺をまとめて洗い流せるので、セパレートタイプのようにトイレ・洗面・浴室を別々に掃除しなくて済むという考え方です。
逆に、まとめて一度に掃除するのは手間だと感じる人もいます。まとめて掃除できることが自分にとってメリットになるかは、掃除の習慣や感覚によって異なりますが、自分のスタイルに合えば大きなメリットです。
水回りが一体構造で水漏れのリスクが低い
3点ユニットバスは壁や床の継ぎ目が少なく気密性が高いため、床や壁からの水漏れが起きにくいというメリットがあります。
空間全体が防水仕様であるため、水漏れが起こりにくい構造です。排水口の詰まりやシャワーカーテンの使い方によって水があふれることもありますが、3点ユニットバスは空間が一体のため影響が広がりやすく、日常的なメンテナンスがより重要になります。
3点ユニットバスを選んでもOKな人・NGな人
3点ユニットバスが合うかどうかは、生活スタイルとの相性で決まります。家賃や立地を優先する人にとっては許容できる可能性が高い一方で、入浴の快適さや水回りの使い勝手を重視する人には不向きな傾向があります。快適性を重視したい場合は、多少家賃が上がってもセパレートタイプを選ぶほうが満足度は高くなりやすいでしょう。
ここでは、どのような人に向いているのか、逆に後悔しやすいのはどのようなケースかを解説します。
3点ユニットバスでもOKな人
以下の条件に一つでも当てはまる方であれば、3点ユニットバスの物件でも許容しやすく、後悔する可能性は低いでしょう。
・立地や家賃の条件を最優先にしている
・湯舟にはこだわらず、シャワー中心の生活をしている
・ジムや銭湯など、外で入浴する習慣がある
・換気や水切りなど、こまめなお手入れができる
・一人暮らしで来客が少ない
そもそも家で風呂に入らない、入るとしても手入れをこまめにできる人は3点ユニットバスでも気にならないでしょう。
3点ユニットバスがNGな人
一方、次のような生活スタイルや希望を持つ方にとっては、3点ユニットバスよりセパレートタイプを選ぶほうが生活の満足度は高くなるでしょう。
・湯船でゆっくりくつろぐことを大切にしている
・入浴で疲労を回復する習慣がある
・2人暮らし以上、または来客が多い
・生活の質や住環境にこだわりたい
日々の生活の中でも入浴を大切にしている人にとっては、3点ユニットバスを選ばない方が無難です。また、同居する場合や人がよく出入りする環境の場合は暮らしづらくなるため、セパレートタイプの物件を選ぶのをおすすめします。
3点ユニットバスの物件を選ぶときにチェックしたいポイント
3点ユニットバスの物件は、見た目だけでは使い勝手が判断しにくい設備です。一見同じように見える3点ユニットバスでも使用時の快適さには大きな差があるため、内見時のチェックが欠かせません。
ここでは、3点ユニットバスの物件を選んでも入居後に後悔しないよう、確認しておきたいポイントを具体的に解説します。
換気性能
3点ユニットバスにとって、換気は特に重要なポイントです。湿気が常にこもりやすい構造だからこそ、換気扇の性能が快適さを大きく左右します。
内見時は、換気扇が正常に動作するかを実際に確認しましょう。古い換気扇は風量が足りなかったり、音が大きくて常時運転しにくかったりする場合があります。なお換気扇は常時運転していても、電気代は月に約100~250円程度とほとんどかかりません。3点ユニットバスでは、換気扇の常時運転は湿気対策として必須と考えたほうがよいでしょう。
また、窓がなくても換気扇の性能が十分であれば問題ありません。換気扇で換気する場合は、むしろ窓を開けると効率的に換気できないため、窓の有無よりも換気扇の性能の方が大切です。換気性能が低いと、カビや湿気の問題が起きやすいので、換気性能は妥協しないようにしましょう。
3点ユニットバスの広さと配置
3点ユニットバスといっても、広さにばらつきがあります。内見時は服を着たまま実際に浴槽へ入ってみて、入浴時にどのような姿勢になるか確認しましょう。
また、トイレと浴槽の距離感や、立ったときの動きやすさなども物件によって微妙に異なります。実際に立ってみて、使い勝手を確かめることが大切です。
清掃状態
内見時には浴室内のカビやにおいが残っていないかを確認しましょう。入居前にはクリーニングが入っているはずですが、それでもカビのにおいや黒ずみが残っている場合は注意が必要です。カビが残っている、においが気になるなどの状態は、「換気が不足している」「管理が行き届いていない」といったサインの可能性があります。清掃状態は、物件の管理水準を測るバロメーターでもあるのです。
なお、排水口にラップなどでふたがされている場合は、外した際ににおいが上がってくることがあります。これは、排水溝の内部にある水(封水)が蒸発して下水のにおいが上がってくるためです。一時的なものなら水を流せば改善できますが、水を流しても強いにおいが残るならば、排水環境に問題がある可能性もあるため注意が必要です。
シャワーの水圧
3点ユニットバスでは湯舟を使わずシャワー中心になりやすいため、水圧の確認は特に重要です。内見時にシャワーを実際に出して、水圧が十分かどうか確かめてみてください。
水圧が弱いと、シャワーだけで済ませる生活では、入浴時の満足度が大きく下がります。築年数の古い物件では配管の老朽化により水圧が落ちているケースもあるため、必ず確認しておきましょう。
参考記事:賃貸で水圧が弱い部屋を避ける方法|内見5分でできるシャワー診断
3点ユニットバスを快適に使うコツ
3点ユニットバスは使いにくいと感じられがちですが、ちょっとした工夫や習慣によって不便さを軽減できます。特に湿気対策や収納の仕方を意識することで、不便さやストレスを最小限に抑えられます。
ここでは、日常生活の中で実践しやすい具体的な工夫を紹介します。
①シャワーカーテンを活用して水が飛び散らないようにする
シャワーを使う際は、シャワーカーテンを引いて浴槽の外に水が飛び散らないようにしましょう。水がトイレや洗面台まで飛ぶと、空間の湿度が一気に上がります。
なお、シャワーカーテン自体にカビが生えやすい点には注意が必要です。使用後は広げた状態で乾かし、定期的に洗うか買い替えるようにしましょう。
②サンダルを置いて入浴後のトイレ・洗面も使いやすくする
入浴後に床が濡れていると、トイレや洗面を使うときに不便です。浴室用のサンダルを置いておけば、濡れた床でも支障なく移動できます。
③床にシャンプーなどを直置きするのを避ける
シャンプーや洗顔料などを床に直置きすると、底面に水が溜まりやすくカビの原因になります。ラックやフックを使って浮かせて収納することで、カビ発生のリスクを下げられます。
④できるだけ収納するものを少なくする
3点ユニットバス内には、必要最低限のものだけを置くようにしましょう。使用頻度の低いものを持ち込むほど、管理が行き届かなくなりカビや劣化のリスクが上がります。
替えのタオルや着替えは浴室の外に保管し、使うものだけを持って入るようにしましょう。
⑤掃除・入浴後の水切りはこまめにする
入浴後は、壁にシャワーを1分ほど流すだけでも石鹸カスや皮脂汚れが落ちやすくなり、カビの発生を抑えられます。その後、水切りワイパーなどで床や壁の水気を取ると、さらに効果的です。
画像引用:amazon.co.jp
換気扇は24時間回し続けることで、湿気がこもりにくくなり、カビの発生を抑えやすくなります。
まとめ|3点ユニットは「条件次第」で選んでいい
3点ユニットバスには確かに不便な点がありますが、「やめたほうがいい」とは一概にはいえません。立地や家賃を優先する一人暮らしの方、シャワー中心の生活スタイルの方には、適切な選択肢になりえます。
デメリットを承知のうえで、換気性能や広さなどをきちんと確認し、自分の生活スタイルと照らし合わせて判断することが大切です。物件を探すときは「自分の生活スタイルに合うかどうか」を軸に、この記事のポイントを内見時の参考にしてみてください。

