美容液ジャングルで迷子になった私の救いの本

美容ジャングルで迷子になった自分への処方箋

こんにちは。ベストハウジング北千住店のスタッフです。

『美容中毒』を読んで、まず思ったのは「私、美容依存の予備軍だったんだな…」ということです。普段はすっぴんに近いナチュラルメイク派で、ファンデは塗らず、眉とリップでなんとか誤魔化す程度。それでもSNSや広告で「肌がツヤツヤになる!」とか「シミが消える!」という情報を見ると、なぜか手が伸びてしまう。もう、自分で自分を笑っちゃいます。ナチュラルメイク派なのに、心のどこかで「やっぱり少しは何かしなきゃ」と思ってしまう。まさに美容中毒予備軍の典型です。

この本では、美容行動がどうやって習慣化され、気づかないうちに中毒に変わるのかを丁寧に説明しています。「もっとキレイになりたい」という気持ちは自然なものですが、それが強くなるとつい新しいアイテムを次々に試してしまう。私もやってしまいます。新しい美容液を手に入れると、「これが最後」と思いつつ、また次の広告に触れて「これも気になる」と購入…結果、洗面所は使いかけの美容液やクリームでジャングル化。自分でも「なんでこんなに増やしたんだ…」と笑うしかありません。

面白かったのは、美容行為が心理状態に直結しているという点です。朝のスキンケアを丁寧にすると気分が整い、その日一日がなんとなくスムーズに始まる。逆に適当に済ませると、「今日もダメかも…」と気分まで沈んでしまう。この感覚、私もよく分かります。ナチュラルメイク派なので、肌の調子がそのまま顔に出ます。だから手を抜くと、鏡を見るたびに「今日も疲れ顔…」と自己ツッコミ。自虐的に言えば、私の顔で家族の機嫌まで左右されそうな気分になることもあります。

さらに刺さったのは、著者の「美容はツールであって、目的ではない」というメッセージです。外見を評価のゴールにしてしまうと疲れてしまう。でも本書は、美容の本当の目的は「自分が心地よく感じる自分でいること」と教えてくれます。私の場合、ナチュラルメイクにこだわるのは「自分が快適だから」。無理して色々なアイテムを使ったり、流行を追いかけたりする必要はないのだと、心底ホッとしました。

ここでひとつ安心したのが、「ファンデーションを塗らない=マナー違反ではない」ということです。正直、私も以前は「すっぴんに近いメイクって失礼じゃない?」と少し気にしていました。でも最近はナチュラルメイクが認知されていて、清潔感さえあれば問題ないそうです。ポイントは、肌が清潔で整っていること、髪や眉が整っていること、服装がきちんとしていること。つまり、ファンデを塗らなくても、自分が心地よくて清潔に見えれば立派なマナーというわけです。これには本当に救われました。肩の力が抜けて、「よし、今日もチークとリップだけでいくぞ」と堂々と言える気がします。

美容中毒になってしまう仕組みの説明も面白かったです。新しい商品やSNSのキラキラ情報は、人間の「もっと良くなりたい」という欲求に直接訴えかけます。私も「これ使ったら肌が生まれ変わるかも!」と、ついポチッとしてしまうことがしばしば。結局使い切れず放置される美容液が洗面所にゴロゴロ。これはいかん・・・

読み終わった後、私は「美容って単なる外見磨きじゃなくて、自分を整える時間なんだ」と思いました。朝のスキンケアや軽いメイクは、ナチュラル派の私にとっても、自分のコンディションを整える儀式になっています。広告や流行に振り回されすぎず、自分が本当に心地よいと思える範囲で楽しむのが一番だと実感しました。そして何より、ファンデを塗らなくても、清潔感があればマナー的にOKという事実が、私に大きな自信をくれました。肩の力を抜いて、自分なりの美容を楽しめる。それが一番大事なんだな、と感じます。

総じて、『美容中毒』は美容好きな人にとってだけでなく、ナチュラルメイク派で広告や情報に流されがちな人にもおすすめです。美容を義務感でやるのではなく、自分を整え、心地よくするためのツールとして楽しむ。そんなヒントがぎっしり詰まった一冊でした。読み終わった後は、鏡の前でちょっと笑顔になれる、そんな気分になれる本です。

小田切ヒロさんのYouTubeもとっても面白いです☆